スポーツ少年団
スポーツ少年団指導員講習会に行ってきました。
教わった内容を関係各位にお伝えしていきたいと思います。

概略その1 スポーツ少年団は全国組織であり、生涯スポーツを楽しむためにあります。 スポーツの語源はラテン語で「苦楽を離れて楽しむ」というものです。

この生涯スポーツを楽しむための最初入り口がスポーツ少年団です。 勝敗を争う競技スポーツではありません。


概略その2 生涯スポーツを楽しむために子供の頃からスポーツに親しみます。 肉体的だけでなく精神的にも鍛錬をし、総合的な体力や資質の向上を目指します。見えている体力は10分の1も無くほとんどは見えない潜在的なものです。

がまん強い、集中できる、強さがある、やさしさがある、などが見えない体力の一部です。このような見える体力と見えない体力と資質の両方をスポーツを通して育てて行きます。


概略その3 見えない体力や資質をスポーツを通して育てる際に、指導者は肉体的、精神的な勉強を怠ってはいけません。スポーツ少年団は単一スポーツ技量の向上だけを目 指すのではなく、色々なスポーツを楽しめる資質を育てます。

このスポーツを楽しむ資質の基礎が確立されるのがおよそ10歳前後です。


概略その4 スポーツを楽しむ資質を育む基礎が確立されるのがおよそ10歳前後です。 子供の脳の発達過程で、10歳前後までが適格生存をかけた脳の発達段階です。

全ての素養・素質・資質・センス・五感の基礎が確立されます。 樹木で例えるなら根と幹にあたります。音を聞く、言葉を覚える、体を動かす、など五感の全ての基礎が10歳前後で確立されます。 英才教育の限界年齢です。


概略その5 五感全て基礎が10歳前後で確立されます。英才教育の限界年齢です。 義務教育の6.3制が4・3・2制に変わっていくのもこの理由の一つです。

英才教育とは脳神経回路の根と幹を作っていくという事です。 まだ誰も歩いた事のない平原を初めて人が歩き、最初の足跡がつきます。 その足跡をたどって次の人らが歩きはじめ、わだちが出来、道が出来ていきます。

この足跡、わだち、道が神経回路であり、根であり幹です。これらを10歳以前の子供の脳の中に作っていく事が子供の一生を左右します。


概略その6 10歳以前の子供の脳の中に根や幹を作っていく事が大事です。 子供の一生を左右します。根や幹ができてから初めて枝や葉ができます。 枝や葉をつくる為に強度を増す練習、錬度を高める反復練習が初めて成立します。

10歳以前にスポーツトレーニングを始めた者と11歳以降に始めた者には目に見えない大きな差が存在します。このような非常に貴重で大事な時期であるという事をスポーツを指導する者は 理解しなくてはなりません。

決して自らの未熟な経験だけで子供を指導してはいけません。スポーツ少年団のスポーツ指導者は常に研鑚勉学に励まなくてはなりません。指導する子供の全人格全人生に渡って影響を及ぼし ている事を明確に認識しなければなりません。


概略その7 指導する子供の全人格全人生に渡って影響を及ぼしている事を明確に認識しなければなりません。

礼儀礼節をわきまえ実践でき、あいさつができる、スポーツ用具を大事にする、やさしさ、強さ、など一人の心身ともに健康な人間形成を目的とするのがスポーツ少年団です。

そしてスポーツ少年団は生涯スポーツを楽しむ入り口です。


概略その8 スポーツ少年団は生涯スポーツを楽しむ入り口です。 しかしその鍛錬・訓練・練習は厳しく自らの刻苦勉励を強います。

これが度を超えると色々な障害・事故・病気を引き起こします。 中でも熱中症は特に注意しなければなりません。 熱中症はいつでもどこでも起こると思っていてください。

熱中症は、体内の水分の枯渇、塩分などミネラルの枯渇、急激な体温上昇に伴う体内組織の破壊によって起こります。


概略その9 熱中症は、体内の水分の枯渇、塩分などミネラルの枯渇、急激な体温上昇に伴う体内組織細胞の破壊によって起こります。これを防ぐ為には、スポーツ実施前、 途中、後などに水を飲みたい時には何時でも飲む事です。普通の水ではなく、ポカリスエット、アクエリアス、ゲータレードなどのスポーツドリンクのように塩分やミネラル分が入った水分を 取る必要があります。 水道水やお茶だけでは熱中症を防げません。


概略まとめ スポーツ少年団は競技スポーツではありません。 全生涯に渡りスポーツを通して楽しさを追求する団体です。 指導者は日々研鑚勉強しなくてはなりません。

未熟な自己経験だけで指導してはいけません。 10歳前後までがその子供の全スポーツ人生を決定づけます。根と幹が形成されます。 10歳前後の子供を指導するという事はその子の全人生に影響するという事を指導者は自覚しなくてはなりません。

練習や試合中の事故、故障、熱中症に注意して防御する方法を知っておきましょう。 最後に、「スポーツは楽しくなければなりません。」


責任と
その範囲
スポーツ指導を行っている際に、全ての責任はその指導の行為を行っているもの全員にかかります。事故が起こった際には刑事、民事、行政を含めて訴訟の対象になります。

事故が起こらないように、もし万が一起こっても障害や損害の程度が低くなるようにどれだけの事前手配、処置、応対をおこなったかで免責の余地が生じます。

入部届けにいくら免責事項が記載されていてもなんら抗力はありません。




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